日本郵便

曖昧さ回避 この項目では、2007年10月に設立され、2012年10月より「日本郵便」という名称の日本の郵便会社について説明しています。
  • 「日本郵便」の愛称で2007年10月から2012年9月まで存在した日本の郵便事業会社については「郵便事業」をご覧ください。
  • 日本の郵便切手に印字される文字については「日本切手」をご覧ください。
  • 日本における郵便事業の概要については「郵便#日本」をご覧ください。
日本郵便株式会社
Japan Post Co., Ltd.

Postal Mark (Japan).svg


Japan Post Service Logo.svg
OtemachiP.jpg
日本郵便本社が入居する大手町プレイス
種類 株式会社
日本郵便株式会社法による特殊会社
機関設計 監査役会設置会社[1]
市場情報 非上場
略称 JP POST
本社所在地 日本の旗 日本
100-8798
東京都千代田区大手町二丁目3番1号
北緯35度41分12秒 東経139度45分59.1秒 / 北緯35.68667度 東経139.766417度 / 35.68667; 139.766417座標: 北緯35度41分12秒 東経139度45分59.1秒 / 北緯35.68667度 東経139.766417度 / 35.68667; 139.766417
設立 2007年平成19年)10月1日
(郵便局株式会社)
業種 通信業・陸運業
法人番号 1010001112577 ウィキデータを編集
事業内容 郵便事業、国際・国内物流事業
一般貨物自動車運送事業
郵便やゆうパックに関する窓口業務、並びに銀行代理店業務、保険募集業務など
代表者 衣川和秀代表取締役社長執行役員社長)
立林理(代表取締役兼専務執行役員)
資本金 4000億円(2015年3月期)[2]
発行済株式総数 1,000万株(2015年3月期)[2]
売上高 連結:2兆9,409億7,100万円
単独:2兆8,191億4,400万円
(2015年3月期)[2]
経常利益 連結:228億7,100万円
単独:220億1,000万円
(2015年3月期)[2]
純利益 連結:221億7,400万円
単独:154億2,300万円
(2015年3月期)[2]
純資産 連結:1兆2,871億100万円
単独:9,787億1,100万円
(2015年3月期)[2]
総資産 連結:5兆5,254億6,700万円
単独:5兆4,419億6,200万円
(2015年3月期)[2]
従業員数 19万1,702名(2022年3月期)
決算期 毎年3月31日
主要株主 日本郵政株式会社 100%
主要子会社 Toll Holdings Limited
日本郵便輸送株式会社
関係する人物 古川洽次(初代会長)
鍋倉眞一 (初代社長)
高橋亨 (元社長、元会長)
大澤誠(副社長)
横山邦男 (元社長)
外部リンク https://www.post.japanpost.jp/
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日本郵便株式会社(にっぽんゆうびん、: JAPAN POST Co., Ltd.、JP)は、日本の郵便会社。東京都千代田区に本社を置き、郵便法お年玉付郵便葉書等に関する法律郵政民営化法及び日本郵便株式会社法に基づく郵便事業と郵便局の運営を業務とする。郵便法に基づき、原則全国4日以内に郵便物を配達すると定めている。2007年平成19年)、日本郵政公社の分割民営化、いわゆる郵政民営化によって郵便局株式会社として発足、2012年平成24年)に郵便事業株式会社と合併し、現在の名称に社名変更した。総務省所管の特殊会社で、日本郵政株式会社の完全子会社。

概要

コーポレートカラーは、「ゆうびんレッド」だが、現在でも郵便局店舗看板に関する表記については、ゆうゆう窓口設置局や郵政グループビルに設置された局、日本郵便発足後に開局(あるいは、移転・新築)した拠点を除けば、従来の「ゆうびんきょくオレンジ」と同じオレンジ色を用いる場合がある。コーポレートスローガンは「進化するぬくもり。」

郵政民営化方針の一部見直しに伴い郵便局株式会社が郵便事業株式会社を吸収合併し、商号を日本郵便株式会社に変更、日本の郵便事業でユニバーサルサービスの義務を負うこととなった[3]。これに伴い従来の郵便局会社の拠点と郵便事業の支店・集配センターは、いずれも「郵便局」の名称となった[4]。郵便局店舗とは独立した旧郵便事業側の拠点の一部(主に郵便局と郵便事業支店が民営化後に分離された例)は、名称が変更(大阪支店→大阪北郵便局など)あるいは「○○郵便局郵便分室」・「○○郵便局集配分室」となった[5]。集配センターの統合先は合理化や地域事情などを考慮して分かれており、所在郵便局と統合された例や設置者の旧郵便事業会社支店統合先の郵便局と統合された例もある。後者の場合、郵便物追跡サービスにおける局名表記は「旧郵便事業会社支店統合先郵便局名(旧集配センター設置先郵便局名。但し「郵便局」の表記はせず)」となる。民事訴訟法及び民事執行法により、訴状など裁判に係る書面の郵便による送達特別送達)は「郵便の業務に従事する者」が行うものとされており[6]、内容証明郵便物の認証業務に従事する郵便認証司とあわせてみなし公務員とされている。

日本郵政を含むグループ主要4社の中で唯一、指名委員会等設置会社の形態を採っておらず、また日本郵政を含むグループ主要4社の中で唯一、株式が非上場となっている。取締役11人のうち、社外取締役が6人を占める[7]

日本郵政が2017年3月期にのれん代など約4000億円の減損損失を計上する元となったオーストラリアの物流子会社トール・ホールディングスは、直接的には日本郵便の子会社であり、同件のプレス発表は日本郵政の連結ベースのものである[8]

郵便記号とロゴマーク

郵便記号」も参照

郵便記号(〒)とは、日本の郵便事業を表す記号、マークである。郵政民営化以降も、日本郵政グループのブランドマークとして、「〒」を継続して採用している[9][10][11][12]。これとあわせてJAPAN POSTの頭文字である「JP」の文字を取り入れた各種ブランドマークが2007年10月郵政民営化以降、新たに使用されている[13]。グループ・ブランドマークは「JP 日本郵政グループ」とし、日本郵政株式会社株式会社ゆうちょ銀行株式会社かんぽ生命保険を含むグループ4社にて共通のものを使用[13]

日本郵便のコーポレートブランドマークは、民営化後の旧郵便事業から引き続き「JP POST 日本郵便」とし、郵便会社自体を表すロゴマークとする[13]。また、旧郵便局会社の「JP NETWORK 郵便局」やそれから色とNETWORKの文字を変更した「JP POST 郵便局」の郵便局マークも存在し、これらは主に各郵便局の看板などでブランドマークとして使用される[13]

  • 郵便記号(郵便マーク)

    郵便記号(郵便マーク)

  • グループブランドマーク

    グループブランドマーク

  • コーポレートブランドマーク

    コーポレートブランドマーク

  • 郵便局マーク

    郵便局マーク

  • 旧郵便局マーク

    旧郵便局マーク

沿革

  • 2021年令和3年)2月 - 同月から山形県鹿児島県などの一部地域において、ヤマト運輸の小型荷物輸送サービス「クロネコDM便」の配達業務を順次受託する予定[25][26]
  • 2022年(令和4年)1月31日 - 株式会社十八親和銀行との連携により、長崎県の雲仙と奈良尾の各郵便局のスペースの一部を同行へ貸与し、同行のATMを設置(同年3月7日には長崎大浦郵便局内にも設置)[27]。郵便局内にゆうちょ銀行以外の他行ATMが設置されるのは珍しいケースとなる。

組織

本社

〒100-8792
東京都千代田区大手町二丁目3番1号
大手町プレイスウエストタワー

支社

支社 画像 住所 所管都道府県
北海道支社 Japan Post Group Sapporo Building 01 〒060-8797
北海道札幌市中央区北2条西4丁目3

日本郵政グループ札幌ビル

北海道
東北支社 JP Tohoku branch.jpg 〒980-8797
宮城県仙台市青葉区一番町1-1-34

日本郵政グループ仙台ビル

青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県
関東支社 Saitama-Shintoshin M.T.P BLD 〒330-9797
埼玉県さいたま市中央区新都心3-1

日本郵政グループさいたまビル

茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県
東京支社 35kowabuilding.jpg 〒107-8797
東京都港区赤坂1-14-14

第35興和ビル(仮移転中)

東京都
南関東支社 Kawasaki chuo postoffice.jpg 〒210-8797
神奈川県川崎市川崎区榎町1-2

川崎中央郵便局

神奈川県山梨県
信越支社 Nagano Kurita Post Office 〒380-8589
長野県長野市栗田801

日本郵政グループ長野ビル

長野県新潟県
北陸支社 JP-POST Hokuriku-shisha.jpg 〒920-8797
石川県金沢市上堤町1-15

金沢上堤町ビル

富山県石川県福井県
東海支社 JP Tower Nagoya 201509 〒469-8797
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1

JPタワー名古屋

愛知県岐阜県三重県静岡県
近畿支社 JP group Osaka building 〒530-8797
大阪府大阪市中央区北浜東3-9

日本郵政グループ大阪ビル

滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県
中国支社 JP group Hiroshima building 〒730-8797
広島県広島市中区東白島町19-8

日本郵政グループ広島ビル

鳥取県島根県岡山県広島県山口県
四国支社 Shikoku Bureau of Telecommunications(Matsuyama City) 〒790-8797
愛媛県松山市宮田町8-5

日本郵政グループ松山ビル

徳島県香川県愛媛県高知県
九州支社 Kumamoto-Joto post-office 〒860-8797
熊本県熊本市中央区城東町1-1

日本郵政グループ熊本ビル

福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県
沖縄支社 Higashimachi post office in Okinawa 〒900-8797
沖縄県那覇市東町26-29

日本郵政グループ那覇ビル

沖縄県

郵便局の種類

運営方法 画像(例) 局名 詳細
直営 野迫川郵便局 エリアマネジメント局 窓口機能しか持たない、小規模な郵便局である。民営化以前は、特定局や無集配局と呼ばれていた。
神戸中央郵便局 単独マネジメント局 窓口機能に加え、郵便・物流機能、金融渉外機能を持つ、大規模な郵便局である。
民営化以前は、普通局や集配局と呼ばれていた。
FC 芦検簡易郵便局 簡易郵便局 個人または法人が日本郵便株式会社と業務委託契約を締結し、運営を行っている局。

子会社

郵便・物流事業

金融窓口事業

国際物流事業

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ コーポレートガバナンス - 日本郵便株式会社 2022年1月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 第8期(2015年3月期通期)(PDF:1.88Mバイト) (PDF)”. 日本郵便株式会社 (2015年6月30日). 2016年2月6日閲覧。
  3. ^ 橋本賢治「郵政民営化法等改正法の成立 ―郵政事業の見直しに決着― (PDF) 」 『立法と調査』第332号、参議院事務局企画調整室、2012年9月。
  4. ^ 会社統合に関するQ&A - 日本郵政株式会社
  5. ^ 会社統合に伴う通信日付印変更一覧表 (PDF) - 日本郵政株式会社
  6. ^ “民事訴訟法”. e-Gov法令検索. デジタル庁 (2022年5月25日). 2022年9月17日閲覧。 “郵便による送達にあっては、郵便の業務に従事する者を送達をする者とする。”
  7. ^ 役員一覧 - 日本郵便株式会社
  8. ^ 日本郵政、豪物流子会社で損失4000億円計上 通期400億円の赤字に 2017年4月25日 ロイター。
  9. ^ “新ロゴマーク|新グループブランド|民営化情報|日本郵政株式会社 (HTML)”. 日本郵政株式会社 (2007年). 2007年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月24日閲覧。
  10. ^ “日本郵政グループ 10月の民営化に向け 新スローガン、新ロゴマーク、新ユニフォームを発表” (PDF) (プレスリリース), 日本郵政株式会社, (2007年3月19日), オリジナルの2007年7月26日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20070726013808/http://www.japanpost.co.jp/topics/2006/pdf/070319.pdf 2022年7月24日閲覧。 
  11. ^ “2020年10月5日 新聞広告「すべてを、お客さまのために。」 (jpg)”. 日本郵政. 日本郵政株式会社 (2020年10月5日). 2022年7月29日閲覧。
  12. ^ “郵便局等掲示ポスター「すべてを、お客さまのために。」 (jpg)”. 日本郵政. 日本郵政株式会社 (2020年). 2022年7月29日閲覧。
  13. ^ a b c d “グループ・アイデンティティ (HTML)”. 日本郵政. 日本郵政株式会社. 2022年7月24日閲覧。
  14. ^ 小出康成 (2011年4月5日). “【日本郵便(郵便事業株式会社)】目玉事業の頓挫で大赤字転落 抜本的対策なければ債務超過”. 週刊ダイヤモンド (ダイヤモンド社). https://diamond.jp/articles/-/11740 2016年12月9日閲覧。 
  15. ^ “日本郵便、豪トールHDの全株式取得を完了”. Logistics Today (2015年5月28日). 2015年5月29日閲覧。
  16. ^ “【オーストラリア】トール、2年内にシェア30%:日本郵便による買収完了[運輸]/NNA.ASIA”. エヌ・エヌ・エー (2015年5月29日). 2015年5月29日閲覧。
  17. ^ 週刊ダイヤモンド編集部 (2015年3月4日). “豪物流大手の買収劇の深層 日本郵政が上場前の“化粧””. 週刊ダイヤモンド (ダイヤモンド社). https://diamond.jp/articles/-/67724 2017年1月3日閲覧。 
  18. ^ ロイター編集, ロイター (2013年12月4日). “日本郵政、本社機能を2018年度に大手町へ移転・集約”. REUTERS. ロイター (ロイター). https://jp.reuters.com/article/idJPL4N0JJ1BZ20131204 2022年7月27日閲覧。 
  19. ^ “日本郵政、18年度の本社移転発表 霞が関から大手町に”. 日本經濟新聞 電子版 (株式会社日本経済新聞社). (2013年12月4日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFL040T3_U3A201C1000000/ 2022年7月27日閲覧。 
  20. ^ “日本郵政、本社機能移転 18年に大手町へG7財務相会合共同声明の全文”. 日テレNEWS (日本テレビ放送網株式会社). (2013年12月4日). https://news.ntv.co.jp/category/economy/241527 2022年7月27日閲覧。 
  21. ^ “さよなら霞が関、郵政が大手町移転 脱官業は道半ば 霞が関2018”. 日本經濟新聞 電子版 (株式会社日本経済新聞社). (2018年9月12日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35159380Q8A910C1000000/?unlock=1 2022年7月27日閲覧。 
  22. ^ “日本郵便(株) 本社移転のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 日本郵便株式会社 調達部 契約担当, https://www.japanpost.jp/procurement/pdf/08.pdf 2022年7月27日閲覧。 
  23. ^ 株式会社JPロジサービスの株式の取得(子会社化)及び商号変更に関するお知らせ ハマキョウレックス 2018年12月17日
  24. ^ “郵便局におけるキャッシュレス決済の導入 〜郵便窓口で取り扱う決済ブランド、導入局などの決定〜” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 日本郵便, (2019年10月25日), オリジナルの2020年6月22日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200622205727/https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2019/00_honsha/1025_01_01.pdf 2020年7月3日閲覧。 
  25. ^ “ヤマト運輸株式会社が提供する「クロネコDM便」の一部地域における配達業務の受託”. 日本郵便株式会社 (2020年10月6日). 2020年10月7日閲覧。
  26. ^ “ヤマト、一部地域で日本郵便に小型荷物の配送委託へ…配達員の不足を懸念”. 読売新聞 (2020年10月7日). 2020年10月7日閲覧。
  27. ^ “雲仙郵便局、奈良尾郵便局、長崎大浦郵便局へのATM設置について” (PDF) (プレスリリース), 株式会社十八親和銀行, (2021年12月8日), https://www.18shinwabank.co.jp/pdf/20211208yuubinnkyoku.pdf 2022年1月31日閲覧。 

関連項目

プロジェクト 日本郵政グループ

外部リンク

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前身
行政機関
サービス
関連項目
オフィスビル・商業施設
旅館・ホテル
逓信病院
博物館

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実業団チーム
旧契約の引継
JP POST logo.png Postal Mark (Japan).svg 日本郵便のサービス
郵便物
荷物
オプション
その他
郵便番号
廃止
関係法令・組織
関連項目
全33法人(2020年4月1日現在)
内閣府
総務省
NTTグループ
その他
財務省
文部科学省
厚生労働省
農林水産省
経済産業省
国土交通省
空港会社
JRグループ
道路会社
その他
環境省
関連項目
  • カテゴリカテゴリ
会社名
団体名
  • 日本海運貨物取扱業会
  • 日本倉庫協会
  • 日本船主協会
  • 日本長距離フェリー協会
  • 日本内航海運組合総連合会
  • 日本旅客船協会
  • 日本冷蔵倉庫協会
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